“HIRO・16の頃の詩”のお部屋にようこそ
これが16の頃のHIROです。
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この時期の詩集を発見したのは、HIROの新盆(迎え盆の日 8/13)のことでした。
「HIROが還ってきた」
と言う思いが心を占領していたのか、わたしは一日中、泣いてばかりいました。
そうして、HIROの遺品を闇雲に出しては見て、そしてひっこめて・・・・
そんなことを何度も繰り返していたのでした。
そのうちにたまたまHIROの机の引き出しの中から1冊のノートを発見しました。
『HERO博樹のポエムノート』
すぐさま手にとって、夢中で読み始めました。
・・・・・・果たして、そこに描かれた「ポエムの世界」は・・・・・・
そこには「死への憧憬」や「死の予感」を感じさせるものが多く、哀しくて辛くて、涙がさらに溢れてきて仕方がありませんでした。
けれど、その中に、
《TO This sea and sky 〜夢をつきぬけて〜》
という詩を見つけたとき、体中に電撃のようなショックを受けました。
と言いますのも、その中に、“青い光”という言葉を2つも見つけたからです。
博樹の戒名は『青光樹英信士』・・・・
本当に驚きました。
でも、その時に悟ったのです。
「HIROの死は偶然ではなく、必然だった」と。
事故死でしたが、それは運命だったのだと・・・・。
そういう思いになったときから、HIROの死を少しずつだけど受け入れられるようになりました。
私がHIRO(の肉体)と本当にお別れすることになるのは、
彼がこれらの詩を書いたときから1〜2年後でしたが・・・・・。
では、HIROの詩をお読みになって下さい。
HIROの母
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